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彫刻用の電気炉

  • 執筆者の写真: kyosuke
    kyosuke
  • 2024年3月22日
  • 読了時間: 1分

彫刻用電気炉

武蔵野美術大学さまの両開き式電気炉TY-48W

設置から9年、色々と傷んでいるのでメンテ。

先ずは上蓋のパッキン交換

炉内高さ1000mm、奥行800mmあるので蓋を開けると脚立に乗っても手が届かない。

彫刻用で床ヒーターが無いので、この後は窯の中に立って作業します。




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スリーブの交換(水分とガス抜きをする80mmの穴)




彫刻用電気炉

扉パッキンの交換

ヒーターが太く自重で垂れてますが、上下間で接触しそうでなければ問題ない限り修正しません。




彫刻用電気炉

今回の問題個所

扉パッキンが剥離した状態できつく閉められたので、レンガ同士が接して熱膨張の力で割れてます。

※現在はこれを防ぐストッパーが付いてます




彫刻用電気炉

叩いて砕いて取り除き




彫刻用電気炉

レンガ差し替え




彫刻用電気炉

ここまで良し




電気炉修理

最後は配線接続部

蓋上部から充分にガス抜きを行わないと、上段ヒーター貫通部へ流れて来ます。

これによって接続部が変色、腐食してしまいます。




電気炉修理

交換(扉側も)

想定より大幅に遅れて作業終了です。


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