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炉蓋修理


表参道ヒルズのすぐ近く、アートスクール表参道様の地下窯場。

このTY-15WとTY-30Wを工事業者が足場にしたらしく、蓋の上部が破損した模様です。




床にポツンと置いてあるこれは、まさかの炉蓋内部のスリーブ。

普段お客様が見る事のないセラミック製の筒で蓋の内側に100mm埋め込んであります。

蓋の外側に露出するのは上部40mmだけなので、てっきりそこが破損したのかと。




天井の作業をする為に2台の窯に板を渡してその上に乗ったと推測。




入った亀裂をあえて拡げ、セラミックファイバーに接着剤を塗りながら充填します。

虫歯の治療的な。




新しいスリーブ100mmをギッチギチになるよう挿入したら、ジェル状セラミックで表面をコーティング。

加熱すると真白になって、色ムラも無くなります。




最後にスリーブ40mmを接着して完了です。

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