電気窯と単相3線式


1991年のサイリスタ半自動焼成装置。 今回の不具合は「運転ボタンを押しても、運転が入りません!」です。 さいたま市に到着後、早速試しに運転ボタンを押してみる。 確かに唸る音がするだけで運転は入らない。唸る音は電磁接触器(SC-2N)から発生してる。 電磁接触器の故障かなと思いつつ、一応電圧を計ってみると100Vしか来てない! コレじゃん! 200Vが100Vに下がるなんてよっぽどの事だから、これは東電か電気屋さんに依頼だなぁ。 けど、大もとのブレーカーも一応見てみよう。

この中に大もとのブレーカーがあります。 ハンドルのような物はこの箱専用の鍵で、その鍵を挿し込んだ状態。

どうでもいいけど、これが専用の鍵。ちなみにMyキーです。 こんな事もあろうかと持ち歩いてます。

箱を開けると おぉー雑な配線がされてるな。しかも原因が判明した。 察するにこうです。 ・何らかの理由で電気屋さんがブレーカーを交換した(やたら新しい) ・元の配線場所を間違え、100V側に繋いだ。 ほとんどのご家庭には単相3線式という方式で電気が来ています。 これは写真のように100Vと200Vがとれる仕組みです。 もともと窯への配線が、紛らわしく黒と白の電線が使われていたので この電気屋さんが間違えてしまうのも仕方ないかな。 確認すれば判る事だけど いずれにせよ、配線を1本入替えれるだけで直りました。 聞くと、エアコンの工事に伴って、電気の契約を下げる為に ブレーカーを交換したとの事でした。 これもお伝えした事だけど、勝手に電気容量を下げられ過ぎですよ、と。 10kWの窯で52アンペア使ったら、残り8アンペアしかありません。 窯を使ったらエアコン使えません!

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