蓋が
- kyosuke
- 2023年1月20日
- 読了時間: 1分

上蓋式TY-10の変形、内寸520×520×570Hのヒーター交換をしに
埼玉県児玉郡の作家さま工房へ来ました。
既にこの状態、固着した釉薬をご自身で剥がされた様子。

交換後の空焚きをすれば壁も白くなるから目立たないはず、です。

それより!
隣に置いてあるTY-17の蓋が凄い事になってる!!
亀裂に加えて表面が波打ってる。20年以上この仕事してるけど初めて見た。
去年ヒーター交換した時は何ともなかった。

温度がどうのこうのじゃなくて、何らかの成分によって収縮、浸食、消失してる感じ。
表面を押すとパカパカ剥がれそうな箇所もある。
なお、セラミックファイバーは加熱中にフッ酸(HF)、フッ素(F2)、食塩(NaCl)、塩素(Cl2)、
アルカリ成分(Na2O,CaO,K2O等)、水素(H2)が発生すると上記弊害が生じます。

翌週、材料を持って出直して来ました。
亀裂を拡げて、パカパカを剥がす。こんな風に剥がれたの初めてどうなってんの。

亀裂を埋めて高さ調整してます。ちょっと気持ち悪い。

このまま剥がれずに定着してくれるといいけど。
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