納入先として知ってはいたけど初めて来ました上越教育大学。
31年経過してる扉式電気炉TY-30D。
先ず錆びと塗装。扉のパッキンも交換済みです。
そのパッキンを剥がし終えた時。この時点で思ったより時間がかかってる。
これから採寸してファイバーを切って貼ります。
そして本題のヒーター結線部の断線。切れてるのは扉の下段ヒーター。
直線状のヒーター端材に差替えて、窯の内側で繋ぎます。
上段ヒーターも同じ様な状態だったので同じく補修。合計4ヶ所の溶接となりました。
30kWの窯の場合、ヒーターの直径は4.5mmあります。炙って捻るにも時間がかかります。
そしていつもより溶接電流を上げるので発する紫外線もかなりの量。
小学生の頃から毎夏は日に焼けて黒くなるタイプですが、首前面の皮が剥けたのは初めて。
防護はきちんとしましょう。
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