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窯の移設


埼玉県川口市から東京都杉並区へ作家様の窯を移設します。

先ずは上蓋式TY-17の搬出。経路に充分なスペースがなく、直角に曲がってすぐ下り勾配。

900kg超の窯の搬出としては一番嫌なパターン。

内輪差でハンドリフターの後輪が落ちたらもうお終い。




初日はTY-17と焼成装置の移設、大まかな配線まで。このTY-8は土練機と一緒に2日目に運びます。




移設先はトラックを間口脇まで寄せる事ができたので手間いらず。






TY-17を仮置きしたら窯場の隣の部屋に焼成装置を取付け。

もともと3本の熱電対で上・中・下段の温度管理をされていました。その都度、使う窯に差し替えて。

今回から更に3本追加して熱電対の差し替えは廃止、焼成装置右上に付けたスイッチで切替えます。




窯への配線は壁裏から床下を通って、隣の窯場へ。




窯場の床から出て来た配線。




最終的にこんな感じに。※配線の隠蔽は新築で設計の段階から打合せしないと出来ません。





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