今年最後の大仕事、都内特別支援学校さまの陶芸窯入替えです。
校舎3階にあるのは1995年製の扉式電気炉TY-15D。
窯場の柵の間口900mm、エレベーター間口900mm、積載荷重750kg、
どれもクリアできないので先ずは解体して搬出します。
解体中です。
解体したレンガは途中こぼれないよう箱に入れ、台車で階下へ運びます。
レンガ解体後。
既に扉の一部は外して搬出済み。これから本体を分割します。
エレベーターに載せた窯本体
校内指定場所に積み重ねた窯本体
と、耐火断熱レンガ
今日は確実に1日で終わらせる為、4人で作業してます。
続いて納入する新しい窯
既に前扉は外して搬入済みです。本体を3階にあげてから室内でボルト締めにします。
先に運んだ前扉
1995年当時とは扉の脱着方法が違います。
配線、床のアンカーボルト固定等を終え、作業完了。
従来の窯は旋垂扉のTY-15D、入替えた窯は片ヒンジのTY-15SD
性能的にも遜色なく、こちらの方が扉の開け閉めが容易です。
併せて、旧式の自動焼成装置はプログラムタイプに交換となりました。
感震装置付きで、震度5以上の揺れを感知すると焼成を停止します。
それでは、来年も宜しくお願いいたします!