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セラミック断熱材

  • 執筆者の写真: kyosuke
    kyosuke
  • 2020年1月29日
  • 読了時間: 2分

板橋区の施設にある、弊社ルーツである八重洲技研製の窯。

炉壁欠落の補修依頼です。



おおよそカッターでカット。




ファイバーを貼って表面をコーティング。

見た目には直ったように見えると思います。修繕は完了。

ただこれは事前に先方にも了承を得た事なんですが、本来この欠落部分は中蓋を置く所なので、

荷重がかかった時に強度が確保できるか確証が持てません。つまり修理完了とは言えないかも。




こちらは品川区の小学校。この1998年頃の窯には蓋の内側にファイバーが貼られていました。

これが加熱収縮によって剥がれるという結末に。

今回はこの処置とパッキンの交換。パッキンはご使用上の剥がれです。




あろう事か、蓋がズレたままお使いだったようでパッキンに奥の爪が食い込んだままでした。

写真は元の位置に戻した状態。かなりえぐれてる。





パッキンと内側のファイバーはどちらも接着面から剥離。食い込んだ箇所は切り取り。




補填と内側コーティング。




完了後。




船橋市の公民館です。経年劣化によるパッキン交換。

蓋内側の左右と中央に入った亀裂も気になるのでついでに。




亀裂に接着しながら埋めてます。これまた上からコーティング。




あえて全ての窪みにコーティング材を塗って平滑にはしません。

断熱に影響はないし、むやみに塗るとまた剥がれ落ちて作品に付着するから。

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